(以下全てslackからの引用です)


皆様、こんにちは。Cardano Foundation 戦略部門のリーダーを務めておりますJohn O’Connor です。更新事項やご質問に対してこのSlack Community を介してコメントさせて頂いております。

現在、我々はCardano プロジェクトにおいて非常に重要な局面を迎えております。
公開に向けて尽力している一方で課題にも直面し、これらを解決するために時間を要しているのが現状です。

Cardano は非常に壮大なプロジェクトです。ゲーミング業界に革命をもたらすブロックチェーンとして始まり、今やそれを超越する存在となりました。
Cardanoは、Bitcoinなどの暗号化通信に見られる機能にマッチするだけでなく、機能も向上させる一方で、Ethereumのようにプラットフォーム上に構築されたさまざまな種類のアプリケーションをホストすることもできます。
Cardano は他のブロックチェーンにおいて類を見ない高度なセキュリティレベルでこれを実現します。

この実現には学術的な研究、時間そして綿密なプランニングが必要となります。
査読を経た最先端の研究を基盤に構築することを目指しており、これはブロックチェーン業界では誰も達成しえなかった事です。
また、堅牢なセキュリティでの実施に貢献する高レベルプログラミング言語であるHaskell を採用しており、その高度性のためHaskell を使いこなすことができる開発者の数は限られています。
Cardano プロジェクトの開発を担うIOHK はリサーチパートナーシップの提携やこういった上級エンジニアの確保に時間を要していますが、すべてはCardano の成功のために不可欠な決断であります。
遅延の代償として完全堅固な礎のもとCardano を構築します。

実のところ、IOHK はすでにCardano プロジェクトに多大な貢献を行っているエディンバラ、東京工業大学およびアテネ大学とパートナー提携を結び、Haskell の使用が可能な世界中の才ある技術者を確保しています。
Cardano を構築する開発チームは10もの国々に配置され、2020年までの機能アップデートを記載したロードマップの作製を行っています。
今やCardano は革新的ブロックチェーンに高度な専門知識を凝縮させたグローバルプロジェクトへと成長しました。

「Byron」と名付けた第一リリースのCardano は大幅に改善したビットコインの基本機能を搭載しています。
そのタイミングでADA 保有者は特定の交換所にてADA の取引が可能となります。
これは重要なステップでありますが、「Cardano の始まり」にしか過ぎません。
公開までのタスク状況については随時更新予定の「公開チェックリスト」にてご確認頂けます。
こちらで確認いただけます。(https://cardanolaunch.com/)


また公開前に行う大きなステップの一つとして、Testnet 0.5 のリリースがあります。
今月の最終週に実施を予定しておりますので本文を閲覧されている皆様、是非ご参加下さい。
参加ユーザー数が多いほど問題点の改善を迅速に行うことができ、またTestnet の実施期間が短くなります。

大変長らくお待ち頂いているコミュニティの皆様には心より感謝申し上げます。

今後も皆様のご協力のもと、プロジェクトの達成に向けて尽力して参ります。