facebookユーザーの方が分かりやすくまとめてくださっていたので、転載させていただきました。
ありがとうございます。


2020年3分でわかるチャールズ、ダボス基調講演:ブロックチェーンが生み出す「世界マーケット」が30億人を救う道筋

一言で要約すると、
ブロックチェーン(Cardanoブロックチェーン)により、
①フェアトレード
②土地の所有権
③寄付
④STO
⑤中間業者の排除の問題を解決し、口座も身分もない30億人の最も貧しい人々がビルゲイツと同じマーケットに入ることを可能にする

というような話でした!
なんかかっこいいです…が、これだけではなんとなくよくわからないので、①ー⑤を少し掘り下げましょう!



①「フェアトレード」:ブロックチェーンで、書き換えられない、あとで検索して確認できる記録が行われることで、確かにフェアトレードであることが誰でも確認でき、アンフェアなトレードにより貧しくなっている人々を助けることができる
とのこと!フェアトレードって横文字言われてもよくわかりません、という人もいらっしゃるかもしれませんが、非常に単純で、簡単にいうと立場が弱すぎてあまりにも安すぎる賃金でコーヒー豆などを作っている人たち、というような意味合いになります。
そんなわけで、世界中の珈琲店が「私の店はフェアトレードの豆です!」と主張しています。
しかし、そう珈琲店が主張していたとしても、これをそのまま信じている人はおそらく少ないんじゃないでしょうか?
実際フェアトレードなのか確認できないからです。
珈琲店が確認できるシステムがあります!とアプリを作っていたとしても、それが珈琲店が書き換えられるものであれば信用できないからです。
これが、誰でも簡単に、「確かにこのコーヒーは○円分がコーヒー農家の労働者に支払われている取引が確認できて、これは現地の購買力で考えるとまぁフェアかな」というあたりが客観的にすぐ確認できるようになれば、フェアトレードといいながら実はアンフェアだった、ということが防げます!


②「土地の所有権」:ブロックチェーンで、書き換えられない、あとで検索して確認できる記録が行われることで、確かにその人の土地であることが誰でも確認でき、戦争で土地を追われ、帰ってきたけどすでにそこに人が住んでいた…場合にここは自分の土地だぞ!と主張することを助けることができる
これはわかりやすいですね!
戦争が起きて、ある民族が避難します。
戦争がおさまったということで帰ってみたらいあれ、なんか自分たちの家のところに誰か別の民族が住んでいる。
役所などは戦争で全て焼き払われてしまって、自分の家だと証明することもできない。
でも自分の家なんだということでまた違う紛争が始まる…
ということを回避できるかもしれません。


③「寄付」:ブロックチェーンで、送金業者や寄付団体を間に挟まず直接簡単に送金を行うことで、あるいは寄付団体の送金が誰でも確認できるようになることで、寄付したい人に、寄付したい金額を、寄付したいときに、そのまま中間搾取されず寄付できる


寄付がちゃんと意図した用途に使われているのか怪しい場合は寄付しませんよね。
寄付はしたいしできるけど、しない理由はこれが最も大きいと思います。
暴力団の資金になったりしても困ります。
ブロックチェーン、もっというと暗号通貨は、寄付を欲している人にダイレクトに簡単に寄付を行うことができます。


④「STO」:ブロックチェーンで、貧しい人々が、世界で最も安全かつ監査可能な資産を発行し事業の資金調達を行うことができ、かつ、投資家がトヨタ株を日本の証券取引所で買うのと同じかそれ以上に安全かつ監査可能な資産に投資することができることで、貧しい国の人々で優れたビジネスアイデアを持つ人が、貧しい国をより豊かにするための資金調達を容易にできる
STOの話は聞き飽きたよ!「STOって安く全世界に向けて発行できる便利な金融資産」みたいな話でしょ!という人もいらっしゃるかもしれませんが、さすがチャールズさんで、説明が一歩先を行ってます。
STOは身分も口座もない30億人の人たちも参加できるマーケットなんだ、というところが強調されますl。
STOは貧しい国の人々でも発行でき、それに富める国の投資家が、今までの金融商品より遥かに監査可能で安全に投資を行うことができる、そして、金融インフラが整っていなくてビジネスアイデアはあるけどお金はない貧しい国の人々が様々なサービスを作り、その国を盛り上げていく…これこそまさに「30億人を支える金融インフラ」ということができると思われます。


⑤「中間業者の排除」:ブロックチェーンで、FacebookやUberをはじめとする送金業者や中間団体を間に挟まず直接取引を行うことでよりFacebookやUberに吸い取られていたお金が末端の人々に徐々にわたっていくようになる
これはちょっとわかりづらいかもしれません。
例えば銀行で考えてみましょう。
銀行は手数料収入が重要です。銀行のサービスを人々が利用すれば、お金が銀行に集まってきます。
例えばこれが銀行なしで銀行のようなサービスを利用できたとしたら、その分のお金が単純にサービス利用者の手元に残ります。
つまり、中間業者の排除は末端の人々に富が残ることになると言えるのです。


以上です!
各々の用語そのもの(フェアトレード・中間業者排除…)は巷でも聞く話かもしれません。しかし全てを「30億人の貧しい人々のためのインフラ」へつなげていく視点は、チャールズさんならでは、ではないでしょうか?全くブレませんね。
Cardanoプロジェクトを応援していってよかった、これからも応援していきたい!と思える講演でした!