Cardano FoundationのLINEアカウントより、次のようなメッセージが届きましたので、転載いたします。




Shelleyの構築:Duncan Couttsインタビュー:CardanoチーフテクニカルアーキテクトDuncan Couttsと炉辺談義、HaskellとShelley配信について訊いた。✨

Duncan CouttsはCardano Shelleyメインネットへの道のりに欠かせない案内人です。
古くからのIOHKサポーターにとって、長髪、髭、そしてホワイトボードの前で分散化について語るときに携えている紅茶といった彼のトレードマークはもうお馴染みでしょう。

そんなDuncanが先日、来るByronリブート、Haskell Shelleyテストネット、そしてShelleyに先立つ開発サイクルの結論について、インタビューに応えてくれました。
2016年以来IOHKで働くCouttsは、20年近くにわたるHaskellプログラミング言語使用経験で蓄えた豊かな知識で、正しい型付けの発見に貢献しています。

もっと読む:
(ブログのトピック:正確な内容は上記ブログをご確認ください)
 IOHKではどのような役割を担っていますか。

 Haskellプログラミング言語はCardanoに何をもたらしますか。
これはCardanoに向いています。
というのも、これはブロックチェーンに必須の高い保証性を持つ、仕様をベースにしたソフトウェアに向いているからです。
Haskellにより、ミスを避けるための系統的な方法を見つけやすくなります。

 業界の観点から最大の変化とは何ですか。
2つあります。
姿勢が変わりました。徐々に、ではありますが。実用的な言語を選択するといった際に何を考慮するかについて、意見が変わってきました。
パフォーマンスで、これはずいぶんと向上してきています。

 先週配信されたByronリブートにも深くかかわっていますね。この作業はなぜ重要なのですか。
リブートは、ノードそのものに拡張可能なモジュラーデザインを採用し、台帳、コンセンサス、ネットワークの各コンポーネントを分離、さらに、ウォレットバックエンドとCardanoエクスプローラーを改良し新機能を追加しています。

 ShelleyはCardanoの将来に向けての大きなステップですが、HaskellをJavaScriptとWebAssemblyにコンパイルする重要性とは何ですか。
サーバー内ではなく、ユーザー側にカスタムインターフェイスやカスタムロジックを含みたいのです。JavaScriptへのコンパイルによりこれが可能となります。